田島 篤 オカリナ・アンサンブル譜
タランテラとは、イタリア南部、タラントを発祥とする、6/8拍子の速い舞曲のことで、一説には
このタラント地方の毒蜘蛛、「タランチュラ」に噛まれると、毒を抜くまで踊り続けなければならな
い…といった言い伝えから名付けられたとも言われています。
タランテラは、古くは1600年代まで遡り、ダンスの起源とも言われています。
これまで多くの作曲家が作品を残しています。中でもショパンやリスト、ロッシーニ、ブルグミュ
ラーなどが有名です。
「道化のタランテラ」と名付けられたこの曲は、サーカスの余興で「一緒に踊りましょう」と、次々
と観客を呼びよせ、滑稽に踊る道化師の様をイメージして書かれました。
使用楽器と音域:
オカリナ
1. アルトC (A4 ~ F6)
2. テノールG (E4 ~ C6)
F の場合 = D4 ~ B♭5
3. バスC (A3 ~ F5)
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【田島 篤 プロフィール】 指揮者、作・編曲家
フランクフルト音楽大学にて指揮法を学び、ウィーン楽友協会にてデビュー。ドイツ国家演奏家資格を有し、ヨーロッパをはじめ内外のオーケストラと共演。「オカリナDUOうらら」のアレンジャーになった事がきっかけでオカリナの世界で活躍する事になり、Nightオカリナ楽団、同アンサンブルの音楽監督を務め、2014年のホンソン国際コンクールでは自身の楽曲、【オカリナ7重奏のためのソナタ「薫風」】で、総合優勝に導いた。編曲のみならず作曲作品も多く手掛けている。雑誌Ocarinaでは、「基本」を伝えるコーナーを連載し、分かり易く丁寧な指導に定評を得ている。現在、日本オカリナ協会理事長、また日本オカリナアンサンブルコンクールの審査員長を務め、海外のマスタークラスやコンクールの審査員も務める。オカリナ7重奏「Ocarina Delight」では Contrabass奏者として活躍中。